ガンプラの撮影について

Velbonの三脚EX−640買ってから写真がブレなくなった

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模型撮影や静物撮影を老若男女誰でもきれいに撮るコツ、というかツールがあります。
「三脚とタイマーを使う」これに限ります。もちろん構図やライティングなどもあるとは思いますが、そちらは場数を踏んだり勉強が必要だったりと時間もかかりますし、何より個々の好き嫌いなどにもよりますのでちょっとややこしいんですよね。
僕もあれこれ試しましたが、結局「三脚とタイマーを使って撮る」ようになって、安定して写真が綺麗に撮れだしたかもしれないなと思ったので忘れないうちにそれを書き留めておこうかと思います。
これ、ほんとに誰でもできます。カメラど素人の僕ができたので。

使用している三脚はVelbon[EX-640]

僕が使ってるのは[Velbon 三脚 レバー式 EX-640 4段 中型 3Way雲台付 DIN規格クイックシュー対応 アルミ製] というやつで2016年9月に購入しました。
今はその後継機のEX-640 Nが出てますが機能的にはほぼ一緒で、こちらはステーストッパーがついてて、0.2kgほど重いだけです。
今買うなら絶対Velbon EX-640 Nですね。何故かEX−640のほうが今は高かったりする。

ちなみにステーストッパーは

開脚角度の調整に便利なステーストッパーを装備しています。三脚を大きく広げて設置できない場合に、開脚角度を調整することができます。

とのこと(公式サイトより抜粋)です。

仕事の関係で急に必要になったのであまり調べずに買ったのですが、値段も安くいい買い物をしたなと思っています。
今ならManfrottoの三脚が欲しいなと思いますが(僕は機能というよりただただブランド力に弱いので)お値段も結構しますし、もし今後写真そのものにのめり込んだらということにしておきます。

なぜ三脚とタイマーを使って撮ると安定して写真が綺麗にとれるのか

本題ですが、何故安定して写真が綺麗に撮れだしたかもしれないなと思ったかというと、「ブレた写真がなくなった」からです。

そんだけ?と思うかもしれませんがそんだけです。

僕は完成品の写真でも製作途中の写真にしても結構な確率で手ぶれが起こって何度も写真を撮り直しています。何気ない製作途中の写真をパシャりと一枚だけ撮ってそれをブログにアップしているということはほぼなかったりします。

昼間屋外で模型を撮影するならきっとブレることもないでしょうが、作業をするのは室内、そしてほぼ夜ばかりなので当然ですよね。いくら手ぶれに細心の注意をはかっても、手ぶれ補正を効かせても写真を明るくしようとシャッタースピード遅くすればブレてしまうものです。

撮影後デジカメの液晶画面ではブレてないように見えても、いざPCに取り込んで写真をアップにしてみると、微妙にブレている。こんな経験て結構ありませんか?

僕は初めての完成品であるHGエクシアリペアを完成させた時、何百枚も撮影した後PCに取り込んでみたらほとんどの写真がブレていて気絶しそうになりました。

夜、レフランプ一灯に自作のレフ板、フラッシュなし、シャッタースピード1/10〜1/2秒、そして手持ちで撮影してたのです。僕の撮影技術が未熟だということもあると思いますが、上記の環境でブレのない写真を量産できるならカメラマンよりもスナイパーに向いてそうな気がします。

ですが、上記のような環境でも三脚を導入することによってブレに関するストレスからほぼ解放されました(ほぼというのは後で解説します)。

本当にブレない。シャッタースピードを2秒にしてもほぼブレません。なのでブレを気にせず明るいくっきりした写真がバシバシ撮れるようになりました。

 

「三脚を使う」

 

これが初心者でも写真を綺麗にとる一番手っ取り早い方法だと思う理由です。

そして上記で何故「ほぼ」を連呼したかというと三脚を使うだけでは誰でもキレイに撮れると言い切れないからです。シャッターを切る際に「シャッターボタンを押す行為」これがブレを引き起こす要因になるからです。

シャッタースピードを遅くするとごくわずかな揺れが写真のブレにつながります。シャッターボタンをゆっくり押したつもりでも、押す行為がカメラをほんのわずかですが揺らしているんです。

ここで登場するのがカメラにあるタイマー撮影の機能です。タイマーを使うことでシャッターを切る際にカメラに触れることがなくなります。

なので外部からのカメラに対する揺れを全てシャットアウトできます。上記2点のことで誰でもキレイな写真を撮ることができます。

もちろんお持ちのカメラのスペック以上のものを撮ることはできませんが、最大限スペックを引き出せるとは思います。

三脚を持ってない方は、カメラを何かの上に置いてタイマー撮影で模型、静物などを撮影してみてください。

その写真のクオリティーでいろんな高さやアングルで撮れるのが三脚なのです。

Velbon EX-640について,そして撮り方について

僕の三脚[Velbon EX-640]

僕の三脚は上述した[Velbon 三脚 レバー式 EX-640 4段 中型 3Way雲台付 DIN規格クイックシュー対応 アルミ製] です。

特段特別なものではなく、標準的な三脚だと思います。

折りたたんだ一番小さい状態で約50センチくらい、持ち運びに便利な袋がついてました。コンパクトに折りたためますが結構ごついです。

amazonの詳細情報によると

商品パッケージの寸法:55.5 x 12.5 x 12.5 cm ; 1.7 Kg
耐荷重:3kg
縮長(cm):53.5
全高(EVあり):170 cm
最低高:53.5 cm
雲台タイプ:3WAY雲台
商品素材:アルミ
付属機能、特徴:段数:4段、脚ロック方式:レバー式、石突:ゴム石突、クイックシュー、水準器、ファミリー三脚 ポートレートやレジャーに最適
サイズ:EX-640:26mm径/4段

となっています。箱の裏を見たところmade in CHINAでした。

横構図の写真だけでなく、縦構図の写真も簡単に撮れますし、向きや高さの微調整も簡単にできるのでめちゃくちゃ便利です。水平器も一応ですがついてます(室内なのでほぼ見てませんが)。

雲台は取り外し不可ですが、写真素人であり、ほぼ模型撮影のみなのででかいレンズを使うこともないので全く問題ありません。

レビューでカメラとレンズで自重でずれると書いてる人もいたけどどんなすごいカメラ使ってるのだろう…

外出してでかいレンズを装着して使う機会もある方は雲台が取り外し可能な三脚を購入したほうがいいと思います。 というか上位機種やManfrottoなど別の三脚を買ったほうがいいと思います。

僕のようにカメラビギナーのための三脚としては十分すぎるスペックでした。

撮影の仕方

特に面倒なことはしてないです。
(以下iphone7での撮影です)

まず三脚の足を伸ばして撮影物とある程度高さを合わせます。

そして上の写真のレバーを緩めます。

次に撮影物としっかりと高さを合わせるためハンドルを起こしグリグリグリーと回してギヤ式エレベーターの上下で撮影ポジションを合わせます。

横構図から縦構図にしたい場合はこの菱形のレバーを緩めて…

縦構図にできます。

もちろん斜めでも固定できます。

このハンドルでカメラを上下左右首を振るように動かします。ちゃんと決めたアングルで固定できますよ。

あとはカメラのタイマーを2秒に設定して撮影です。
1秒だとカメラにシャッターを押した時の振動が残ってるかなと思って2秒にしてます。

これだけです。これだけで写真がキレイに撮れます。
とても簡単!

最後に

カメラの取り付けに関して、対応してるかどうかという問題があります。

コンデジでもこういうねじ穴が空いてれば三脚固定できますが、一度お使いのカメラを持って家電量販店で装着できるか聞いてから買うのがベストです。

ちなみにこのネジ穴はクイックシュー(上の2枚の写真)で簡単に着脱できるようにシュープレートを装着するのに必要なのです。

 

三脚を使うことで結構いろいろなストレスから解放されるのでオススメです。

完成した模型や静物、風景をキレイに撮影する第一歩として是非試してみてください。

ご友人やご家族が持ってるなら一度借りてみるのも手だと思います。

めっちゃ簡単にキレイに撮れるので目から鱗だと思いますよ!

スマホを三脚に装着できるアダプターもいろんなところから出てるのでそれを使ってみるのもありですね。

ライティングや背景紙についてはまた今度記事にしたいと思います。

 

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プラバン
制作スピードが恐ろしく遅いのが特徴。量産型モビルスーツが好き。左利き。制作依頼はお受けしておりません。